笹刺し文様の意味
笹は竹と並んで長寿のイメージを持っており、健やかに育ってほしいとの願いも込められております。
根を強く張ってまっすぐに育ち、適切な節を持つことや、冬でも常に青々とした葉を繁らせていることから「不老不死」「長寿」「力強さ」を意味する縁起の良い文様です。
生命力の象徴でもあります。
実は私の暮らす鹿児島は竹の産地で、そこかしこに竹の山があり、竹細工の工芸も盛んです。
笹刺し模様は矢印とは違う
笹刺しは矢印とは異なり、てっぺんの隙間を少しあけて刺すのがコツです。
これは近藤陽絽子先生の書籍のご指南をもとにしています。
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笹刺しの模様の作品
一つの模様、どれぐらいの頻度で刺す?
さまざまな模様のありすぎる刺し子模様なのですが、
みなさんは1つの模様をどのぐらいの頻度で刺しますか?
わたしの場合は、好きな模様は1年で何度でも刺してしまいますし、
逆に一度しか刺したことのない模様もあります。
この笹刺しは、何年か前に刺してから今回刺すのは2度目だったような気がします。
そしてまだ刺したことのない模様もあります。
死ぬまでで何種類の模様が刺せるのか・・?楽しみです。
藍染のさらし生地を使用しました
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藍染のさらし生地を使用しました。
藍には素晴らしい効能があります。
抗菌効果、防虫効果や、汗臭さが気にならない上にあたたかい消臭・保温効果、肌を守る紫外線防止効果などがあります。最近ではアトピー性皮膚炎への抗菌性も大いに注目されているようです。
糸はこちらの白です。
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