○(円)は、ご「縁」と掛け言葉になっていて、
日本人が古くから愛されてきた縁起の良い文様です。
“七宝紋は無限に連鎖する平和や円満を意味する輪の交叉から成る文様のため、
「世界中の財宝」と、「無限の子孫繁栄」を表す吉祥紋として
家紋・屏風の裏紙の模様などに用いられている。” 出典:Wikipediaより抜粋
【七宝とは仏教における7つの貴重な宝石に由来する柄です。諸説は有りますが、「金、銀、瑠璃、玻璃[ハリ=石英]、硨磲[シャコ]、珊瑚、瑪瑙[メノウ]」を差すとされます円形の文様が連鎖していくような柄には、「円満」「調和」「円」の意味があり、その縁や調和が、七宝と同じくらい大切な価値がある物だという事を示すとされます☆】「和服屋」HP 古典柄の知識より抜粋https://www.0298.jp/tips/index.php?cid=11
特に日本人は掛け言葉が大好きで、
さまざまな言葉や風習、服装や模様に
縁起をかつぎました。
中でも人とのご縁、子宝への願いは
様々な模様にも思いがのせられていて
七宝もまさにそのような願いが込められた
代表的な模様なんだなぁと思います。
こちらは七宝つなぎをベースにして麻の葉を重ね合わせた
二重に縁起の良い図案です。
こちらは丸つなぎ模様。
同じ円であっても、七宝模様は和の要素をとても感じ、
丸つなぎは北欧の要素を感じます。
和柄を楽しみたい方は七宝、
北欧調のインテリアなどがお好きな方は丸つなぎが合いそうですね。
ちなみに私は丸模様が好きです♡
曲線模様を刺したいときには
円の大きさにもよりますが、
小さい円を刺す時には連続した運針が無理なので、
半円ごとに布から針を抜いて少しずつ刺し進めています。
私は、長い刺し子針を常用しているので直径が小さい円は難しく感じます。
中指に指輪型の指貫をはめて、短い刺し子針で運針される方は
小さい円でも運針が可能かもしれませんね。
↓麻の葉で使用した糸は細い刺し子糸です
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