はじめまして。
「刺し子」に興味を持っていただきまして、ありがとうございます。
日本の伝統刺繍「刺し子」について、そして自分のプロフィールなど簡単ですがご覧ください。
刺し子とは
刺し子は、生地の補強や防寒を目的とするものです。
今から500年ほど前に日本で生まれました。
当時とても貴重だった綿製品をできるだけ長持ちするように、そして厳しい寒さから身を守るために先人が編み出した刺繍の技法です。
実用目的で生まれた刺し子は、日本女性たちの素晴らしい感性によりさまざまな意匠が生み出されました。それぞれの意匠に厄除け、長寿、健康、子孫繁栄、健やかな成長など祈りを込めてきました。
使う人への愛情があふれています。
刺し子の道へ
「刺し子」を本業にとその道に入ったのは偶然の出会いと、自身の不妊経験があったからでした。
昔から刺繍には知識と経験があったので、
その方面で自分だけにしか表現できない何かを求めてさまよっていたところ、Instagramで偶然見かけた「刺し子」に一目惚れ。
刺し子の猛特訓と、かねてより販売していた20✖️20センチサイズのガーゼハンカチに刺し子を落とし込む作業を始めました。
昔は赤ちゃんが育つのも難しい中で、健やかな成長を望んで望んで、そういう中で産着などに願掛けのように刺し子を施してきたのだと知りました。
私が刺し子に惹かれたのは、その連続した縫い模様の芸術的な美しさだったのですが、そういう刺し子の歴史に刻まれた人の念に知らずしらず共感していたのかもしれません。
日本人は昔から言葉の霊力や呪力を信じ、言葉というものに重きをおいて生活してきた、その現れが刺し子にもしっかり反映されていることに、刺し子をしながらひしひしと感じます。
自身、長年の不妊と流産の経験から妊娠すること、さらにこどもを持つことは奇跡だし、決して当たり前ではないと身に染みて感じています。
こどもが育つ中でも、病気や怪我がないように、健やかに育つようにいつも願っています。
「針目や糸色を見ていると心が癒されます」
「手術がうまくいくよう、願いを込めたかったのでこの文様を選びました」
そういうお客様のお声をいただくことにとても喜びを感じ、刺し子に出会えて良かった。
もっと刺し子の魅力を届けたいと思っています。
日常も特別な日もhappyで過ごせますように。
刺し子作家 西園智子
略歴
1978年生 幼少期より刺繍をはじめとした手芸に親しむ。
2019年 印刷済み図案の刺し子ふきんキットを購入して第一作目作成。
2021年 「自由に楽しむ刺し子のふきん」(ブティック社)作品掲載
2022年 「かわいい刺し子の図案帖」(日本ヴォーグ社)作品掲載
2023年 「ステッチイデー vol.40」(日本ヴォーグ社)作品掲載
2023年 鹿児島市公民館講座「刺し子を楽しもう」
2024年 鹿児島市公民館講座「刺し子を楽しもう」
お客様の健康と環境のためのとりくみ
香害(合成洗剤などに含まれる人工香料)による化学物質過敏症を発症される方が増えています。
強い香りの洗剤柔軟剤等は自宅ではいっさい使用せず作品に移香しないよう十分留意しております。
詳しくはこちらへ
For overseas customers
In addition to reinforcing the fabric, sashiko
Since ancient times, it has been used to ward off evil, longevity, health, prosperity of descendants, healthy growth, etc.There was meaning in various ways of stabbing.In the past, it was difficult for a baby to grow up, and I hoped for a healthy growth.I learned that they used to make sashiko on maternity clothes as if it were a wishI was fascinated by sashiko becauseIt was the artistic beauty of the continuous sewing pattern,Engraved in the history of such sashikoMaybe I was sympathizing with people’s feelings without knowing itI can’t.
You can now order from minne overseas. No knowledge of Japanese is needed because we’ll handle everything, with answers for any questions you might have in your language. Please check out my shop
出典
オリムパス製糸HP「刺し子の歴史」