
西園智子について
刺し子を通して、「自分の感覚を、どこまで信じられるか」を問い続けています。
布に針を通すとき、整っているときと、そうでないときがある。 その差は、ごまかせません。
整っているとき、わたしはねじれていない。 好きなものを、そのまま「好き」と受け取れる。
身体と感覚について
不妊、流産、出産を経験する中で、自分の身体が、何かを選んでいる感覚がありました。
けれどその感覚は、周囲から「気のせい」「気にしすぎ」として扱われていく。
そうやって、自分の内側よりも外の声を優先することが重なると、感覚は静かにねじれていきます。
刺し子で扱っていること
刺し子は、整っているかどうかがそのまま出ます。
整っていないとき、本当は嫌なのに、合わせている。 よかれと思って差し出されるものを受け取って、自分の感覚の方を引っ込める。
そういうことが続くと、感覚は静かにねじれていく。
だからわたしは、針を通すという行為を通して、ねじれを戻す時間を扱っています。
活動
- 2021年 「自由に楽しむ刺し子のふきん」(ブティック社)作品掲載
- 2022年 「かわいい刺し子の図案帖」(日本ヴォーグ社)作品掲載
- 2023年 「ステッチイデー vol.40」(日本ヴォーグ社)作品掲載
- 2023年 鹿児島市公民館講座「刺し子を楽しもう」
- 2024年 鹿児島市公民館講座「刺し子を楽しもう」
- 2025年 個展(美山coconotsuさま)、講座講師
- 2025年 ギャラリー兼井さま作品委託販売
- 2025年 「ステッチイデー vol.46」(日本ヴォーグ社)作品掲載
- 2026年 三越手芸(日本橋三越)出展
- 2026年 鹿児島放送「てとてと」出演
これからのこと
整っているとき、外の声を通さなくても、決まる。
その感覚は、本当は誰の中にもあるものだと思っています。
刺し子を通して、それを思い出すきっかけをつくっています。
環境への配慮
香害(合成洗剤などに含まれる人工香料)による化学物質過敏症を発症される方が増えています。 強い香りの洗剤柔軟剤等は自宅ではいっさい使用せず作品に移香しないよう十分留意しております。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
プロフィール
西園智子(にしぞの ともこ) 1978年生まれ 愛知県出身、現在は鹿児島県在住
幼少期より刺繍をはじめとした手芸に親しむ。 2019年 刺し子に出会い、本業として活動開始。
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