刺し子ふきんのサイズで一般的なものは、約30㎝✖️30㎝。


このわずか30㎝角の布に、どんな可能性を秘めているのかな?
せっかくのきれいな刺し子の花ふきん、色々活用して身の回りを整えたいですね。

では、刺し子ふきんの使い道、いってみましょう!
包む

こちらは、子供用のちいさなお弁当箱を包んで結んでみました。
おにぎりを包んだり、ちょっとしたお土産の小さなお菓子を包んだりするのにぴったりだと思います。
大人のお弁当箱には少し用尺が足りないです。その時は、、

↑50㎝正方のクロスがいいですね。大きめのお弁当箱を包んでいます。
拭く
私はもっぱら刺し子ふきんはディッシュクロスや台ふきんとして使っています。
おろしたばかりのきれいなふきんをお皿拭き用として
それが少しへたってきたら台ふきん。
さすがにボロボロになったら雑巾→そして、細かく裁断して使い捨てウエスに。という道筋です。

今ディッシュクロスとして使っているのは一番上の藍染のふきん。
下二つは台ふきんです。
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)での煮沸消毒にも強く、乾きが早く、衛生的です。
また近年、マイクロファイバーの繊維から出るマイクロプラスチックが社会的問題にもなっていますが刺し子ふきんは綿100%の天然繊維なので地球環境的にも優しいですね。
つかむ
とっさに熱いやかんやお鍋をつかむのにも使えますね。

実は、、鉄フライパンが熱くてこのふきんを巻いて使っていたら火に近くて焦げてしまったんです。
でも、刺し子を施しているからか修繕しなくてもこれ以上ほつれてこなくて、不思議。1年以上使って、布はだいぶ変形が進んでいます。(測ってみたら、新品時の34✖️34センチ→28センチ✖️30センチぐらいに縮んでいました。)
生地よりも、糸のほうが強いんだなーと、使ってみて実感します。
昔の人々は高価だった生地をなんとか長持ちさせようと工夫した結果「糸で補強する」というこの最強のライフハックを手に入れたのだろうなと身をもって体得することができているような気がします。
めかくし(かけたり、おおったり)

かごバッグのめかくし。棚にかけて細々とした日用品のめかくし。
小物のほこりよけ。などなど、色々なものにかけたり、おおったり。
敷く
かけるだけではなく敷くのも○

花瓶に敷いてインテリアの一部として。
茶器を置くマットとして。
また、折りたたんでポットマットのかわりにしたりも。

お月見など、季節の行事のしつらえにも素敵です。
飾る(和モダンインテリアの提案)
これはという渾身の一作ができたら、ぜひ額装に挑戦してみましょう!

掛け軸や書では「和」すぎるなあという時、
布はやわらかく軽やかな印象で、重くなりすぎない。
取り替えも楽です。またお気に入りの一作ができたら、付け替え可能です。
また、額装までは。。という時には、タペストリー棒が活躍します。

幅はほとんど手拭いと同じサイズなので、てぬぐい用のタペストリー棒を使い飾るのも素敵ですね!
↓ふきんサイズ

↓少し大きめ、細長のふきん

↓手拭いと同じ長さほどのサイズ

3つとも同じタペストリー棒を使用しています。
タペストリー棒はこちらでも販売しております。大工の夫が作っていて、とっても強力な磁石を選んでます。隠れた人気商品です

刺し子ふきんのいいところは、アートやインテリアとしては飽きたり、模様替えをしたいなあという時
お役目を果たしたあとは、本来の用途である台所ふきんとして使い倒せるところだと思います!
最後はウエスとして使ったり、そのさらにあとは細かく刻んで、(草木染めの糸など、全て自然素材でできている刺し子ふきんに限る)コンポストに入れたり、土に還してあげることもできるんです。(約半年で土に還るらしいです)
刺し子ふきんは思った以上に色々と使い道があるものだと思いませんか?
これは、○○用、これは○○用。と、その用途に1つだけのものより、
一つの布でさまざまな用途を持つものは、物の数を抑えたいミニマリストさんにも良いと思います。
そして、糸の力で長持ちするというところも。
何より、この芸術的な美しい模様を美しい糸で作り上げられた日用品を身の回りに置くことで、生活に彩りが出てくるのは気分も上がり楽しいものです。
あなたも刺し子ふきんを色々活用してみませんか?
↓刺し子はこのようなさらし生地を使って制作しています。

最初は、↓このような印刷済み図案のさらしを購入して刺すのがお手軽かもしれません
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↓ふきんの消毒に便利な過炭酸ナトリウム
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刺し子ふきん等、刺し子作品を販売しています。
よろしければ覗きにいらしてくださいね。






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