米刺しはその名の通り、漢字の「米」を模した一目刺し模様です。
【一針一針、一定の針目を保って、ひたすら刺す練習になる模様で、「基本刺し」とも呼ばれます】
「嫁入り道具の花ふきん教室」近藤陽絽子著より
刺し子には一目刺しと模様刺しがあります。
一般的には、模様刺しに慣れてから一目刺しに挑戦すると良い、と言われていますが
もちろん一目刺しから楽しんでもOK!わたしもそうでした^^
初心者の方が一目刺しをする時におすすめできるのがこの米刺し。
米刺しには、一目刺しの運針の基本がつまっているからです。
まさに、「基本刺し」ですね!
米刺しの意味
たくさん米が並ぶ様子から、米の豊作を願う意味を持っています。
「米」という漢字を分解すると、八十八となります。これはお米が実を結ぶまで、雨の日も風の日も、88回もの手間をかけて育てられていることに由来しているとか。また、おめでたい“末広がり”を意味する「八の字」が重なっていること、たわわに実る黄金色の稲穂が繁栄の象徴とされることから、米は古来「縁起もの」として親しまれています。
米刺しの刺し方
5ミリ方眼の中心から中心まで縦に刺して、横に刺す。
そしてできた十字の間を斜めに刺す。
全ての刺し目は4ミリから5ミリ程度。
ざっくりこんな感じです!
米刺しの作品
米刺しにはアレンジがたくさんある
米刺しと一口に言っても、さまざまなアレンジがあります。
わたしの刺したアレンジ図案はこれぐらいなのですが
今後米刺しをアレンジしたらこちらにどんどん載せていきたいなあと思います。
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