網目文様は、中央部分の曲線になっている模様です。
↑こちらの風呂敷では結び亀甲文様(三角の模様^^)と重ねています。
ちなみに、向かって左が花刺し、右が米刺しです。
網目文様の意味
”「網目」文様は、漁師の使う網の網目を模した文様です。
しっかり編まれた「強固な結びつき」、またたくさんの魚を捕らえるということで
「一網打尽」「幸福を捕らえる」などの意味があります。
「網目」文様は縄文時代の土器にもすでに見られ、
江戸時代でもリズムのある粋な柄として、
衣類や陶器の他、灯篭(とうろう)や刀の鍔(つば)など、
様々な装飾に用いられていました。
また中国では、「魚」が「福」と同じ発音であること、
たくさん卵を産むため「子孫繁栄」を表すことから、
縁起の良いものとされており、その魚を捕らえる「網目」もおめでたいもの
として、古くから器などに描かれていたそうです。”
「伝統工芸品BECOS」ホームページhttps://journal.thebecos.com/より抜粋
縄文時代からの文様なんてすごく歴史が深い!驚きです。。
「幸福をとらえる」「子孫繁栄」を意味する柄ということで
結婚のお祝いにもってこいですね。
網目文様の刺し方
横へ一本ずつ「うねうねうね」と刺していくだけです。
刺し順などあまり考えなくてよいので無心で刺すことができます。
刺していて心地よい模様です。
網目文様は重ねてもたのしい
網目文は割と空白が大きい模様なので、ゆったりとした縮尺にすると
なんとなく寂しく感じるかもしれません。
そんな時、模様を重ねてみるとすごく映えるんじゃないかなーと思います。
わたしは今回のこの作品では「結び亀甲」文様と重ねて刺してみました。
印刷済み刺し子布巾を購入して、なんとなくものたりないなと思ったら
そこに好きな模様を重ねてみてはいかがでしょうか?
↓こちらは、網文が印刷されたふきん用生地です。
今回の見本写真に近い藍色の生地です。
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↓今回見本写真で使用した方眼ガイドつき刺し子クロス生地。
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