今日は、三重菱つなぎという伝統文様をみていきましょう
まず、菱つなぎ文様は正確にはこの画像の柄とちょっと違います 汗
こちらです。本来は、横長の菱形です。私はこれをアレンジして正方形に製図しております。
菱模様にこめた日本人の思い
ヒシという植物は繁茂しやすいことから、子孫繁栄や無病息災の意味が込められています。 また、菱という形には豊かな意味が詰まっていて、 日本人には特別な形でもあるようです。 雛祭りの菱餅の菱形は、大地や心臓の形から子供の成長を願う厄除けの思いが込められています。
出典はこちら
きものの文様①-有職菱- きもの着付け教室【彩きもの学院】
きものの文様①-有職菱- 平安時代の公家の装束や調度品に用いられた模様を有職文様(ゆうそくもんよう)と呼びます。
なるほど、菱形にはさまざまな意味がこめられていたのですね。
刺し子にも、菱の形を模した文様がいくつかありますが、三重菱は「菱形を三重に重ねたもの」です。
子孫繁栄、無病息災への強い思いが三重に模様を重ねたことで伺えます。
三重菱つなぎ模様の作品
前述のとおり、私は正方形で製図して刺しているものばかりで申し訳ありません。
この正方の図案がなぜか好きなんですよね。
こちらの↑作品はハンカチサイズのミニふきんです。
機会があればまた本来の三重菱模様を刺したいなと思っております。
使用糸などはこちら
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