今日は、刺し子を代表する刺し子模様「十字花刺し」をご紹介します。
十字花刺し文様の意味
十には「完全・満ち足りている」
という意味があり、
縁起がよい模様の十字。
古代より十字は神様の象徴。
生命の木。
多産・豊饒(ほうじょう)を意味する象徴。
そんな十をもとに花のように仕上げた模様です。
可愛いらしいので、古くから
こどもさんの着物を繕う時の模様などで
使われてきました。
Instagramでも良く目にする人気の模様ですね。
私も刺し子を始めたころ、
これは絶対刺したい♡と思った憧れの柄でした。
製図について
動画を参考にしてくださいね↓
最初に十字の中心を決めます。
花ふきんを刺したい時は、
ふきんを縦に2つ折りして折り目をつけ、
横にも2つ折りにして折り目をつけると中心が決まりますので、
この中心を基に正方眼を引きます。
この中心に十を置いて、それから製図を始めます。
斜めを引く時も動画にありますように
中心から引くとわかりやすいです。
慣れた方はペンで製図しなくても
十を全て刺し、今度は中心の斜めから刺していくと下図なしで(方眼線をひくだけで)
出来ると思います^ ^
糸選び
細い糸でも太くてもそれぞれに似合う模様です。
細糸だと繊細なイメージになります。
太糸だと密な感じが出てワッフルのような立体感がでます。
ただ、太糸だと刺し数が多いせいか
刺し終えた時生地全体がとても縮みやすいので
注意が必要です。
糸の細い順にご紹介
ダルマ家庭糸
オリムパス刺し子糸 細
ダルマ刺し子糸 細
ベージュがルシアン刺し子糸hidamari
ダルマ家庭糸 刺繍糸一本取りぐらい
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オリムパス刺し子糸 細 刺し子糸の中で最も細いイメージ
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ダルマ刺し子糸 細
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ルシアン刺し子糸
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人気の模様なので、花ふきんパックもたくさんありますね。
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