段染め糸の魅力を引き立てる【立涌(たてわく)】文様

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小樽のアトリエKazuさんでとてもきれいな段染め糸を購入しました!

(ネット注文時は、「きれいな色のパステル系で」とお願いしました^^)

アトリエkazuさんの段染め糸をただただ愛でる動画 #sashiko #刺し子

きれいな段染め糸が一番きれいに見える模様は何かな?
この糸の魅力が一番引き出せる模様は、、?と考えて
立涌模様をチョイスしてみました。

色の変化が楽しくて
ぐいぐい刺してしまいました。

 

では、立涌模様を深堀していきましょう

 

立涌文様の意味

”「立涌(たてわく)」とは縦に湧き立つような二本の線が左右に膨らんだりくぼんだりしながら伸び、水蒸気が涌き立ちのぼっていく様子を表した文様です。 蒸気が立ち昇る様子だけでなく、陽炎が立ち昇る揺らめきの様子、雲がむくむくと立ち昇る様子とも言われることがあります。 上向きの言葉の響きからして、とても縁起が良さそうですね。”

出典「antique blue Parrot HP」

日本の文様「立涌」 について - 骨董・アンティーク・ヴィンテージの家具・食器・雑貨の通販|antique blue Parrot
アンティークブルーパロットは、京都の骨董屋では珍しく3階建ての大きな建物に、和洋家具や雑貨、食器小物や照明、ドアや鏡、絨毯など多種多様な商品を取り揃えています。

平安時代以降、公家階級の装束・調度などに用いられていた、格式高い有職文様であったらしいです。

 

立涌文様には季節はあるの?

日本は着物の文化で、昔から季節感を大事に着るものなどに漠然としたルールを決めて楽しんでいました。

例えば、夏なら紫陽花やあさがお、涼しげな流水を模した柄など。

模様が密につまっていなくて涼しげな柄のような気がしますが、

立涌模様は通年柄です。格式高い有職者の文様は一年を通していつでも身につけたり飾っても良い柄です。

立涌文様の作品

 

「一筋入り長立涌」といって片側のみ二重になったデザインの立涌にしてみました。

こちらは、藍染糸を使った立涌。

Sashi.Co  二ツ谷淳さんの運営するブランドの、濃さの異なる藍染糸を使っています。

糸の詳細はこちら

立涌模様は、一色で刺すよりは、段染め糸を使ったり、濃淡の同色を使ったり、

遊び心で糸を選ぶととても面白い柄だと思います。

これからまた色々な立涌を刺していきたいなと思います

立涌文様は運針練習にぴったり

また、交差する線もなく、鋭角に曲がらずゆるやかな曲線からなる柄なので運針にストレスがなく刺していて楽で楽しいです。

「この長さの中に何目入れながら刺す」などの目安もなくただただその人のピッチで刺していけばいいでしょう。

そのため、運針の練習をしたい方にはもってこいな柄だと思います。

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