割菊の沼にハマりました。。
菊の文様は皇室に縁が深く、高貴さを感じますね。
後鳥羽上皇が特に菊を好み、身の回りの品々に菊紋を用いたことから、皇室の紋章として用いられるようになったいわれています。 均整のとれた美しい花弁、さわやかな気品は邪気を払い、延命効果があるとされ、大切な紋章とされてきました。
〜「きもの用語大全」より引用〜
割菊を使った作品のご紹介
○バッグに
吉田英子先生の刺し子本のレシピに基づきました。
昭和の手芸本はとにかくレシピの説明が簡素なので、とにかく苦労しましたね💦
①まず製図。本の図が実物大ではなかったので、写せず。
生地に直接分度器で描いてみたけど、誤差がひどくて描けず。
結局夫に、パソコンで製図してもらいました。
(夫も2日ぐらいかかってた)
② 普段は一針の針目が細かいほうなのですが、二重に刺すのは細かいとあまり綺麗に見えなかった。
割菊は二つ表と裏を刺すので、一方は修正して一針をだいぶ大きくしました。
③刺し子糸二本取りで刺すと、三つ編みのボリュームが出るかなと思ったのですが、
小さい割菊を刺しだしたら「ラピュタの海賊のママ」ぐらいボリュームが出そうだった😅ので、
房を出したり玉留で切ったり調整しながらしました。
当時の刺し子糸は撚ってないものが主流だったので、
現代のいわゆるメーカーさんの刺し子糸とは違うそうですね。
色々と刺してみないと分からないことばかりです。
刺し子、やはり、、奥深いです。
そして、めちゃくちゃ楽しかったです。
また昔のレシピを紐解いて挑戦してみたいと思いました。
これは、義母へのプレゼント🎁でした。喜んでもらえました!
使用糸
101 オフホワイト
105きなり
使用生地(表)
オリジナル麻 40番手 リーフグリーン
○ハンカチ
使用糸 マタルボン刺繍糸
房の長さを迷いながら良いバランスを探しました。
作り慣れているハンカチですが、
これほど余白を残したデザインは初めてかも。
しかし、余白が良き。
和の美を感じます。
私的には最後の三つ編みがやはりなんとも快感!
この三つ編みを楽しむために
刺しているといっても過言ではない気がしてます。
そして刺し子の経験を積むほどに
この柄への愛が深まったような気がします。
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