季節の中で針を動かす 「二十四節気と刺し子」小暑 動ける日に動き休みたい日に休む

※このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています

小暑がはじまってから、鹿児島では毎日、信じられないほど暑い日が続いています。

夏至の頃の私は、活動的になって、人にも会いたくなる時期。
その後、小暑がきて、急な暑さに体が追いつかず、無理をしないよう少しセーブして過ごしていました。

そんな中で、針を持って静かに手を動かす時間が、私にとってはちょうどよい整えの時間になっています。

二十四節気では、今は「小暑」。(7月7日から7月22日ごろまで)

少しずつ暑さが本格的になり、強い日差しや蝉の声に、夏の訪れを感じる頃です。

「小さな暑さ」と書きますが、鹿児島の暑さは、もう小さいとは言えないほど。
外へ出るだけで体力を奪われ、何かを始めようとしても、体のほうから「少し待って」と言われているように感じます。

動きたい気持ちがあるのに動けないと、焦ってしまうことがあります。

制作しなければ。
発信しなければ。
せっかく気持ちが外へ向いているのだから、人にも会わなければ。

でも、季節が変わる速度と、体がそれについていく速度は、いつも同じではないのだと思います。

暑さに負けないように頑張るのではなく、暑さの中で、自分が心地よく動ける速さを探していく。

今は、そんなふうに過ごしています。

大きなことを一度に進めることはできなくても、ひと針なら進められる。

ひと針進めたら、次のひと針へ。

その繰り返しの中にいると、頭の中にあった焦りや、やらなければならないことが、少しずつ遠ざかっていきます。

手を動かすことは、何かを完成させるためだけではなく、今の自分の状態を確かめる時間でもあるのかもしれません。

夏はいよいよこれから。

無理に元気を出そうとせず、動ける日には動き、休みたい日には休む。
そして、ときどき針を持って、自分の呼吸に戻る。

小暑は、夏の入口で、体と心の速さを合わせていく時期なのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました