ハンドメイド業界にも関わる「アパレルの闇」

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アパレルの大量廃棄問題をご存知ですか?
という私も、最近知ったんですが・・・
アパレルに対して見る目が変わったというか
ちょっと引きました。。
ただアパレル業界がワルというわけではなく
そうせざるを得ない社会構造がいかんみたいです。
引くほどの闇とは・・・!?
日本だけでも1年で10億着も廃棄されている
○それはファストファッションに限らずブランド服でも。
○大量に作ったほうが安い(小さいロットの発注は高い)
○商売的には少量を作って高く売って売り切るより、
 大量に安く作って安く売って売れない分は廃棄するほうが売上が上がる
○その影には低賃金で働かされているバングラデシュやベトナム人。
 人権を無視した労働環境。
 日本での外国人技術実習生(時給240円)問題も。
○高い技術を持ちながらも人件費を下げられない日本の縫製工場は廃業に追い込まれている。
○コートは厳寒になれば売り切れるとクレームが来るし、
 暖冬になれば余る。そのシーズンの気候は事前予測できない。
 クレームが来るよりも余って捨てるほうが顧客満足度は高い。
○アパレルの現在の原価は15%〜20%(余る前提で作っているから)
○余るとセールをするが、逆にセールを待つ人が増え、
 セールしないと服が売れない。
(さらに価格が下がり市場価格競争に飲み込まれ大量生産大量廃棄の道しかなくなる)
○ブランド服も価値を下げたくないので同じ原理で大量廃棄する現状に追い込まれている
○人権や環境に配慮していない企業に規制がかかる未来がくるかも。
 アメリカのアパレルブランド(原価公開をして消費者の信頼を得る・
 安全な環境で作っているという過程を公開する)が出てきた。
 エシカル、サスティナブルな考えが浸透してきている。
○日本ではテレビが強い(大手企業がスポンサーなので)そのような事実が封じられているが
 日本でもこれから変わることを願う。
○受注生産が鍵か?
消費者がそのような現状を知ってこのような状態を改善しようと声を上げることが大切なんだ!
↓ここからはハンドメイド作家がこの現状から自分の現状を鑑みて思うつぶやき・・・
私もハンドメイド作家として作品を販売していますが
時給もいただくとすると最低賃金をゆうに割ってます。
(刺し子業界では割と高単価な作家だと認識しています)
ハンドメイド作家はそれでも好きと情熱とお客様からの愛でやってます。
ハンドメイド業界は、少量生産で廃棄があまり出ないことは強みですが、その分人件費に関してはほとんど価格に載せられないことが最大の闇だと思います。
大量機械生産の販売価格をベースにしないと売れない。よって適正価格をつけられない。
さらに副業や趣味の方が多く、人件費度外視で安価な価格設定ができることで業界全体の販売価格が安くなっているということもあります。
好きでも、それ一本で食べていくのは
本当に難しい業界だと思います。
この情報は中田敦彦さんの動画を基に
記事にいたしました。
さらに、中田さんは下の参考文献を基に
動画を作っておられます。
 「このままじゃだめだよな」「なんか変だな、おかしいな」暮らしの中で、ふと思うことはありませんか?
たとえば、一回も袖を通すことなく、洋服を捨てる時。イベントだからと買った恵方巻きやケーキを食べ切れなかった時。新品の服が1年間に何億枚も廃棄されていることを知った時。
たくさん作って、たくさん買って、たくさん捨てる。それが当たり前の時代だが、「無駄」のウラには必ず「無理」が隠れている。

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